西安観光のハイライト! 秦襄王陵   Top   かものはし紀行on the web


始皇帝陵は有名だけど、これは始皇帝パパの墓。
荘襄王、子楚と言ったほうが通りがいいかもしれません。
趙に人質として送られていた時に呂不韋に見出され、彼の運動で王につくことになります。奇貨置くべし、の奇貨は彼です。
一代上なだけでぜんぜん観光地じゃなくなってます。


地図によるとこの道を歩いていけば左手にあるはず。
電線を避けるように街路樹が伸びています。盆栽みたいです。


バイク屋の奥になにか(土?)が見えます。これが陵墓かな?


残念、断崖絶壁でした。登れません。

 
なかなか陵墓の方面に向かう道が見つかりません。ひもにつながれた猫はいましたが。

 
陵墓のあるはずの方向へ進む道を発見。狭い道を進んでいきます。こちらは家族でお仕事中。
このあたりも数年後には区画整理されてしまうのでしょうか。


お、陵墓っぽいものが道の奥に!

 
別のブロックへ進むと登る道のようなものが見えてきました。

 
と、なにか珍しい工事風景。手製のクレーンで手押し車を吊り上げています。

 
うーむ、まさに創意工夫の世界。感心して写真を撮っていると、作業員さんに何撮ってんだよって、カメラ覗き込まれて笑われました。


さあ、ついに登頂です。


じゃーん!

 
近くでみるとこんな感じ。上る道があります。柵があるけど中で子供が遊んでいます。入れるようです。

 
入り口発見。登るための手すりもあったりと、急ですがなんとか登れます。てっぺんからは西安の町が一望できます。
ここにかつてこの地を支配した王が眠っています。繁栄する町をどんな思いで眺めているのでしょう。

 
ここは陵墓の一部?削られてコンドミニアムの駐車場になっています。パラグライダー?の練習をしている人もいます。
始皇帝陵とくらべて市民生活にとけこんでいるようです。生前は気苦労が多かったと思われる彼も、今は安らかに眠っていそうですね。


さきほどバイク屋から見上げた断崖絶壁。こりゃ登れんわ。

 
草むらを越えて、登った方向と反対側に行ってみます。振り返って見る陵墓。こっちが正面なのかな。


正面入り口のようなものがありました。といっても道は草だらけでしたが。

 
こちら側は廃園した遊園地でした。


お邪魔しました、襄王さま。


(C)2009 かもの